立体空間を活かした愛車を愛でる家

2019.12.15

「ビルトインカーポート」と「スリット階段」を取り入れたい！というSさまのご要望から住宅の計画がスタート。
玄関の扉を開けると、正面に愛車がガラス越しに見えるようにデザイン。
床は大理石調のグレー色・壁紙にも薄くグレー色が入ったものを選び空間全体の色数を減らし、ネイビーの愛車が映えるようにカラースキーム（配色計画）しています。
夜には照明でライトアップされ、まるで絵画のように感じられます。

2階のリビングダイニングは、グレーベースのクールな色調から一転。Sさまが日々ゆったり過ごせるようにアースカラーであるブラウンをベースに、落ち着きのあるカラーコーディネート行いました。
リビングにご希望のスリット階段を採用し空間に立体感や視覚的な広がりが生まれる一方で、床面が少なくなったデメリットを解消するためにリビングとダイニングを分けずにひとつとして配置。
それに合う一家具を提案させていただき、ご要望を叶えつつ、狭さを感じさずに動線を確保を図りました。

来客時はこダイニングテーブルで珈琲を飲みながら、団欒に花を咲かせています。
ベンチシートは愛犬のお気に入りの場所でもあり、Sさまにとってソファーとしても活躍しています。