インテリア
 コラム

新築戸建て事前打合せ

みなさん、こんにちは。
住空間クリエイターのSOUMEI(ソウメイ)です。

今回から数回にかけて厚木Kさま邸についてご紹介していきます。
こちらの厚木Kさま邸、今週末から下記日程で、現場見学会を開催します。
10/5(土)6(日)13(日)14(祝) 10~16時

詳しくは前回ブログもしくはこのブログの最後をご覧ください。

▮実はお客様との打合せの1ヵ月半前から15時間かけて・・・

SOUMEIとお客様とのお打合せが始まったの3月の頭から。
でもその1ヵ月半前からSOUMEIと設計士SHIGEの打合せを行っています。

まず設計士SHIGEが、Kさまが購入された土地条件とご要望からベストな構造・配置・間取りなどを検討を行い
数種類のプランをお客様にご提案し、お客様と打合せを重ねて建物の大枠(ベースプラン)を決めていきます。

設計士SHIGEはその敷地に対して様々なアプローチを行い、より効率的な設計を提案します。
土地条件や法規など多くのな制約がある家作りにおいて、様々の知識や経験を用いてその条件を解決し
的確かつ効率的な家を設計します。
仕事柄色んな設計士と仕事してきましたが、彼ほど優秀な設計士は会ったことがありません。

知識や経験のない設計士が行うのと比べると雲泥の差となって、完成してお施主様が住む段になると現れてきます。
それは構造的にだったり、機能性や快適性として・・・

家作りやインテリア作りは、みなさんが思うよりセンスよりロジカル(論理的)です。
間取りひとつとっても、そこにはそうする理由が必ずあります。
むしろそれがないということであれば、それほど考えられていない家だということです。

もし今、家を作られている方は担当者に「何で~?どうして~?」と色々質問してみてください。
そこで論理的で明確な回答が返って来なかったり、そういうものです、それしかできないんです、などの答えが返って来たときは要注意です。

そうやってSHIGEが考え抜いたプランがSOUMEIの手元に届いたのは1月の末頃でした。
SOUMEIはまずはそこから1週間かけて、図面は設計の意図・お客様のご要望を読み解いていきます。

例えば・・・
・2階にリビングがありこの位置に開口部が来るのはなぜか?
・玄関が吹き抜けになり、この位置に階段がある理由は?
・ここの壁が抜けている理由ははなぜか?それは意図的なのか構造的に必要だからなのか?
などなど

その項目をひとつひとつを図面から紐解き、自分なりに答えを導いていきます。「なぜこの設計になったのか?」
設計士SHIGEとの事前打合せ1回目では、その項目をひとつずつヒアリングし設計の意図とお客様のご要望を確認していきます。

▮むさしの森珈琲

2回目以降の打合せでは、確認した内容をもとにお客さまのご要望を叶え、より空間が機能的にもインテリア的にも優れたものになるよう空間デザイナーとして提案を行います。
そこで出たアイデアや意見をさらにSHIGEとの打合せを重ねて、ブラッシュアップしていきます。
結果的にこのお客様との打合せ前に行うこの事前打合せは計4回、のべ15時間行いました。

私達の仕事はお客様との直接的打合せ時間より、こういった見えない裏側の作業の時間に5倍以上かけています。
ですがこの工程こそ、とても重要でこれをしっかりやっておこくことで出来上がりに大きく差がでます。

次回はKさまとの第1回目の打合せをご紹介していきます。
それではまた♪
住空間クリエイターのSOUMEIでした!

 

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